お盆休みの間にやっとメインPCを1903にアップデートしました。
トラブルも無く使用出来ています。
5月末のリリースから後、7月くらいからクリーンインストールするPCには1903を入れていますが、障害報告などが出そろう1ヶ月ほど様子見で、問題がなさそうなのを確信した上でのバージョンアップです。
1903障害報告(https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1187555.html)
未だに幾つか問題は残っているようですが、特殊な環境の物で一般的には問題のないレベルだと思います。
メリット・デメリットに関してはこちらに(https://solomon-review.net/windows10-update-to-v1903/)に詳しくレビューされていました。
目を引くのは、アップデート方式が、Windows7の頃に近くなった(ある程度ユーザー側でコントロールできる)事と、やっとコルタナが独立してくれた事。
1903自身、アップデートの際にユーザー側で、確認してインストール出来る選択方式になっており、19H2以降このタイプに代わるのかは不明ですが、管理者側としては大変助かります。
ただ、諸刃の剣で、一般ユーザーはアップデートしないでしょう。
なので、1903もおそらく19H2の出る前には選択方式では無く、強制アップロードとして一般ユーザーにも従来通りインストールされる方式に変えてくると思われます。
来年のWindows7サポート終了を見据えて、Microsoftもやっと半期毎のバージョンアップを諦めたようです。
どの記事を読んでも決定では無いようですが、1年毎のバージョンアップ、半年毎のサービスパック的マイナーバージョンアップに移行するようです。
Windows8から切り損なった梶を7年かけてやっと元に戻す方向で進んでいるのは喜ばしい事です。
この7年間はWindows史上でもまれに見る迷走期間だったように感じます。
iPhone・Android端末の台頭に、完全にWindowsの役割をはき違え、ビジネスモデル自体をiPhoneのまねをして取り込もうと考えた所からWindows8のタブレットモードとUWPが始まりました。
当時も今も、ユーザーがWindowsに求める物は、安定したアプリケーションプラットフォームです。
Windows上で欲しい機能はXP・7時代にサードパーティー製のソフトで出尽くしており、いまさらWindows10上で、標準機能として仮想デスクトップや、3Dペイントや、付箋紙や…
そんな物は要らない。
Azureが好調なので、OSについては深く考えてくれないのでしょうか。
確かにWindows10の半年毎のバージョンアップで、細かな所はかなりブラッシュアップされて良いOSになっていると思います。
しかし、2015年の発売以来、コントロールパネルはWindows7のUIとWindows10のUIに分断されたまま、いまだに統合されていませんし、UWP化によるストアへの移行もまったく進んでいません。
ここは初心に戻ってWindows as a Service (WaaS)を一歩進める形ですべてコントロールパネルは管理者のみ使用という形でWindows7のUIに戻した上で、Windows11を標準でLTSB(LongTimeServiceVersion)として出して欲しいと切に望みます。
(UWPは無かった事にして欲しいかな)