お客様の依頼で遠隔地のサポートを行う際に作業員の見ている視野をリアルタイムで共有出来るシステムを作りました。作ったと言ってもあれこれ合わせ技なので、特段変わった事はしていません。
- USBカメラ
- スマートフォン(Android 9.0)
- AnyDesk
スマートフォンは再生品を使用。Android10からはリモート接続の権限を都度確認させられるので、少し古いスマートフォンの方が良いです。OTG(USB On-The-Go)に対応している事、バッテリー持ちが良いことを考慮してHUAWEI P20-proを使用しました。
USBカメラも縦に首を振ってくれるタイプを探すと、あまり種類が無くTawaronというメーカーの物を使用しています。(写真のヘルメット・ヘルメットライトは自前の物でシステムとは関係ありません)
AnyDeskの設定でフルリモートをかけています。スマホの電源が入っている限りパソコンのデスクトップアイコンをダブルクリックするだけでそのままスマホに侵入、フル制御可能です。simは専用にデータSIMを契約。今回はmineoです。電話無し・SMS機能無し。テストではご機嫌で動いています。三脚がなかなか優秀で、手持ちの一脚にもなり、伸ばせば80cmくらいまで伸びます。何より軽さがいい感じです。
PCからスマホアプリ(USBカメラ スタンダード版)を起動、そのまま遠隔で作業員のサポート。必要であれば撮影。撮影した画像はそのままGoogleフォトを通してPCでも管理出来ます。
現在無料のAnyDesk頼みの話なので、この先制限がついたり、完全有料化されれば、それに従うしかないのですが、今のところとても快適に使えそうです。(AnyDeskは必ずデバイスへのアクセス制限をかけてご使用くださいね)